【アイスクォーツ】氷結晶クリスタル

【アイスクォーツ】氷結晶クリスタル

北ヒマラヤ氷結晶水晶（穴あき水晶）です。わずかに残ったファセット（面）に、トライゴーニックとまでは言い切れませんが、下向きの三角形が数個認識出来ます。「北ヒマラヤのクル渓谷という鉱山で産出された珍しい水晶で、気象の変化によって標高4000m以上の雪におおわれた場所の雪が溶けて発見されたそうです。水晶が結晶するには、地中の中である条件が整った時に溶け出ているSiO2が結晶をして六角柱の形になります。ただこの水晶は、地殻変動などで結晶するのと逆の条件、すなわち一度結晶したものが溶け出すような条件が重なり、このように氷が溶け出したような穴あきの状態になったと言われています。一度結晶し、また形を取らない状態へ戻っていくことを経験している水晶です。クル渓谷はピンククォーツの産地でもあり、さらに希少価値が高まっています。氷結晶は、たたくとレーザーのように『キンキン』という高音を発し、結晶構造を変化させているような気もします。※原石ですので、多少の凸凹や傷などはご容赦下さいませ。
産地：インドヒマラヤ サイズ：13.0cm×4.7cm×4.0cm　重さ：307g